
お客様に清潔感をお届けするメイクアップカラーは、ローズ系ピンク?それともコーラル系ピンク?
こんにちは、近藤なつこです。
某企業様にご依頼を頂き、ショールームの女性アテンダントスタッフの方に、パーソナルカラー、骨格診断、ヘア・メイクアップの研修を致しました。
まず、パーソナルカラー診断と骨格診断をして、似合う色や似合う髪型・似合うメイクの質感とイメージを導き出す。
その後、メイクアップレッスンを重点的に行い、最後にヘアアレンジをレクチャーしました。
もちろん、診断結果だけを重視するのではなく、ブランドイメージやアピアランス規定に従って現場でオススメのスタイルをお伝えしました。
接客・接遇専門のスタッフの方は、ブランドイメージを体現するためにアピアランスの細かい規定があるところがほとんどです。
髪の色やヘアアレンジ、メイクの色、アイメイク、ネイル、制服の着こなし方…
全員同じ整え方が求められているように思われがちです。
しかし、ひとり一人生まれもった特徴が違うので、全員が同じように整えるとブランドイメージから離れてしまう人がいるのです。
例えば、どちらのブランド様でも重要視されている”清潔感”。
これらをお客様にお届けする際、”メイクアップカラー”は重要なポイントです。
接遇シーンのメイクでは、ピンク系のチークやリップが推奨されます。
しかし、”どのようなピンクを選ぶか”で、清潔感がアップすることがあれば、ダウンすることも!
上の図のように、ピンク系は大きく分けるとローズ系とコーラル系があり、多くの職場でどちらも可能とされています。
しかし、お客様に清潔感を届けられる色味は、人によって違います。
ローズ系ピンクが肌になじむ人がコーラル系ピンクでメイクをすると、顔が黄色くくすんだり、どんよりと濁った印象に。
反対に、コーラル系ピンクが肌になじむ人がローズ系ピンクでメイクをすると、顔が青ざめて白浮きして見えたり、肌の印象がガサガサして見えたりします。
つまり、肌になじまない色でメイクをすると清潔感は遠ざかり、不健康さや品のなさが出現。
お客様に、
「肌やメイクが汚い人だな〜」
「なんか違和感がある人だな〜」
「あの人、なんかな〜…」
と思わせてしまう原因になります。
他にも似合わない色は、キツく見える、野暮ったく見える、ぼんやりした顔に見える、化粧が派手に見える…など、デメリットが沢山。
しかし、これらはパーソナルカラー診断をすることで、あっという間に解決できます!
診断すればすぐに、ローズ系とコーラル系のピンクのどちらが似合うのかその場で分かります。
今回もバッチリ、お似合いになる色でメイクアップをして、より一層美しく清潔感もブレードアップしました。
私服のコーディネートアドバイスをする時間も頂戴し、ご受講生の方からの積極的なご質問が多く、笑顔と活気溢れる研修になりましたよ♪
私がこのような研修はいいな〜と思うのは、上司の方や講師が指示や指摘をするのではなく、いつも一緒に働いている”スタッフの方同士で気づき合える”ことです。
「このメイクの方が絶対可愛いよ!」
「その色すっごく似合うよ!!」
目を輝かせながらお互いに気づきを伝え合っているお姿を見て、今後生きた価値としてつかっていただけるという確信がもてます。
今後ご参考にして頂けるように、著書をプレゼント♡
こちらの企業さまでは、職場ごとに研修をリピートしていただいており、大変うれしく光栄に思います。
今後も現場スタッフの方のブラッシュアップやモチベーションアップを、”美”を通してしっかりサポートさせていただきます!
近藤なつこ